「ライバーになりたいけど、自分みたいな未経験者でも本当に大丈夫?」「何を準備すればいいのかわからない」「アプリが多すぎてどれを選べばいいかわからない」——ライバーを考え始めた人が最初に感じる不安は、ほぼここに集約されます。
Litzはライバー事務所を運営しながら、こうした不安を持つ未経験者の相談を日常的に受けています。この記事では、アプリ選びの判断基準・始める前に整えるべき準備・最初の3ヶ月で何をすべきか・よくある不安への答えを、事務所運営者の視点から整理します。
「最短で始める手順だけ知りたい」という方は ライバーの始め方(最短ルート) へ。この記事は「始める前の不安を解消してから踏み出したい人」向けの総合ガイドです。
未経験者がライバーになるために本当に必要なもの
「学歴・職歴・容姿が必要では?」という不安が最初に来ますが、ライバーに入場資格はありません。アプリを問わず共通で必要なのは以下の4点だけです。
| 必要なもの | 補足 |
|---|---|
| 年齢 | 配信は16歳以上から(アプリにより異なる)。収益化・換金は18歳以上が原則 |
| スマートフォン または PC | iPhone 13以降またはAndroid最新世代が安定。既存端末でOK |
| 本人確認書類(身分証) | マイナンバーカード・運転免許証・パスポートいずれか |
| 銀行口座(本人名義) | 換金・振込先として登録。ゆうちょ・ネット銀行も可 |
顔出しは任意です。IRIAM・REALITYのようなアバター配信、Palmu・SHOWROOMのような声・歌配信では、顔出しなしでも収益を上げているライバーが多数います。「容姿に自信がない」「身バレを避けたい」場合は、後述の顔出しなし配信の項目を参考にしてください。
年齢別の注意点
| 年齢 | 配信 | 収益化・換金 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 16〜17歳 | 一部アプリで可(SHOWROOMは16歳〜) | 不可(18歳未満は換金対象外が多い) | 保護者同意が必要な場合あり。深夜帯の配信制限あり |
| 18〜19歳 | ほぼ全アプリ可 | 可(各アプリの条件達成後) | TikTok LIVEは18歳以上で収益化。扶養内なら年収管理も確認 |
| 20歳以上 | 制限なし | 可 | 会社員・主婦・学生の場合は確定申告の要否を事前に確認 |
参照: TikTok公式サポート / SHOWROOM公式 / Pococha公式FAQ
ライバーになる前に整えるべき「準備の優先順位」
「準備が足りないまま始めた」と後悔する人と、「思ったより早くスタートできた」人の違いは、準備の優先順位の付け方にあります。何もかも揃えてから始めようとすると、永遠に始められません。
Day 1から必要なもの(これだけ揃えれば始められる)
- スマートフォン(既存のもので可)
- 安定したWi-Fi環境(光回線または5G)
- 本人確認書類(アプリ登録・収益化申請時に提出)
- 銀行口座(本人名義)
最初の1ヶ月以内に揃えると効果が出るもの
| 機材 | 費用目安 | 優先度 | Litz運営からの一言 |
|---|---|---|---|
| リングライト(10〜15インチ・調光機能付き) | 2,000〜5,000円 | 高(顔出し配信の場合) | 「暗い配信」は視聴者が離脱する最大要因の一つ。最初の投資として最も効果が出やすい |
| 外付けマイク(コンデンサーor ピンマイク) | 3,000〜10,000円 | 中〜高(声配信・雑談系) | 「聞き取りにくい」と言われたらその段階で追加。最初からでも損はない |
| スマホスタンド・三脚 | 1,000〜3,000円 | 中 | 手持ちで配信すると映像が揺れてリスナーが疲れる。固定は必須 |
| 背景(白壁・布背景・バーチャル背景) | 0〜3,000円 | 低〜中 | 白壁でも十分。生活感が出すぎる背景だけ避ければOK |
機材選びで失敗しないための3原則
未経験者が機材選びで詰まるパターンには共通点があります。事務所運営の現場で見てきた「よくある無駄な出費」をまとめます。
- 最初から高額マイクを買う必要はない:3,000〜5,000円のピンマイクで音質の「最低ライン」は超えられます。リスナーが増えて「もっと良い音で届けたい」と思った時が買い替えのタイミングです
- スマートフォンの機種変更は最後でいい:iPhone 13以降・Androidの2世代以内なら、多くのアプリで安定して配信できます。機種変更より先にWi-Fi環境を整える方が費用対効果が高い
- 照明だけは早めに投資する:顔出し配信の場合、画質の差より明るさの差がリスナーに最初に見えます。2,000〜3,000円のリングライト1本で見た目の印象が大きく変わります
「どの機材から買えばいいか」は配信スタイル(顔出し/声/アバター)によって変わります。Litzのような事務所に所属すると、機材の用途別推奨リストをマネージャーから提案してもらえるため、「とりあえず高いものを買う」という無駄な出費を回避しやすくなります。
「顔出しなし」で始める場合の準備
アバター配信(IRIAM・REALITY)の場合は、権利上問題のないイラスト1枚があれば開始できます。IRIAMはイラストの目・口をアプリが自動アニメーションするため、特別なソフトは不要です。声配信(Palmu・SHOWROOM・ふわっち)は外付けマイクを先に確保しておくと質が上がります。詳しくは 顔出しなしでライバーはできる? で各選択肢を比較しています。
自己診断:自分はどのタイプのライバーか
アプリを選ぶ前に、自分がどのスタイルで配信するかを明確にしておく方が、後の迷いが減ります。以下の3つの軸で自分を分類してみてください。
軸1:顔出しの可否
| 状況 | 適したスタイル | 向いているアプリ |
|---|---|---|
| 顔出しOK・外見を活かしたい | 顔出し雑談・トーク系 | Pococha・ふわっち・17LIVE |
| 顔出ししたくない・声だけで勝負したい | 声配信・ラジオ系 | Palmu・SHOWROOM・ふわっち |
| 顔も声も出したくない・キャラで活動したい | アバター・VTuber系 | IRIAM・REALITY |
軸2:使える時間帯・頻度
| 状況 | 向いているアプリの特性 | 注意点 |
|---|---|---|
| 平日夜(22時〜深夜)のみ | 深夜リスナーが多いアプリ(Pococha・ふわっち) | 深夜帯は競合が少ない。早起きリスナー向けは朝配信が有利 |
| 週2〜3回・不定期 | アルゴリズムより告知依存のアプリ(Palmu・SHOWROOM) | SNS告知との連動が特に重要 |
| 週4回以上・定期 | 新人露出枠があるアプリ(Pococha・17LIVE) | 継続配信がアルゴリズムに評価されやすい |
軸3:得意なコンテンツ・話題
| 得意なこと | 向いているスタイル | 推奨アプリ |
|---|---|---|
| 歌・楽器・音楽 | 歌配信・弾き語り | SHOWROOM・Palmu・17LIVE |
| 日常の話・雑談 | 雑談ライブ | Pococha・ふわっち |
| ゲーム・趣味の実況 | 趣味系配信 | ふわっち・REALITY |
| SNSフォロワーを既に持っている | 外部集客連動型 | TikTok LIVE(フォロワー1,000人以上が収益化条件・公式確定) |
| 絵・キャラクター制作が好き | アバター・VTuber | IRIAM・REALITY |
この3つの軸の組み合わせで、「自分に合うアプリ」がかなり絞れます。それでも1つに絞り込めない場合、自分一人で決めようとすると「合ってるのか慣れていないだけなのか」の判断がどうしても曖昧になります。Litzでは所属ライバーの実績データをもとに、配信スタイル・使える時間帯・目標月収の3点を聞いて個別に提案しています。気になる人は記事を読み終えた後にまとめて確認してみてください。
ライバーになる前に知っておきたい「仕事の現実」
事務所運営の現場から正直に言うと、ライバーは「誰でも稼げる」仕事ではありません。一方で、「特別な才能がないと稼げない」とも言えません。続けた人の多くは稼げるようになります。「才能より習慣」の仕事です。
ライバーに向いている人・向いていない人
| 向いている人 | 向いていない人 |
|---|---|
| 週2〜3回以上、定期的に時間が取れる | 「毎日でなければNG」と考えている(燃え尽きる) |
| 話すより「話を聞いて返す」のが得意 | 「しゃべりが上手くないとダメ」と思い込んでいる |
| 最初の3ヶ月を「収益より慣れる時期」と割り切れる | 「初月から稼げないと意味がない」と考えている |
| 改善のヒントを素直に取り込める | 「アドバイスを聞かずに独学でやりたい」にこだわる |
| 収入の波(月によって差がある)を受け入れられる | 毎月安定した固定給を期待している |
「話し上手かどうか」より「聞き上手かどうか」の方が配信の継続率・収益に影響します。リスナーが「この配信者と話したい」と思う要因は、配信者の話術ではなく、リスナーの話に乗ってくれること・名前を呼んでくれること・また来たいと思わせる雰囲気です。
「稼げるかどうか」は別記事で詳しく解説しています
月収の実態・稼げない人と稼げる人の違い・収益化の構造については ライバーは稼げる?月収の現実と稼ぐために必要なこと で詳しく解説しています。「本当に稼げるのか不安」という方は先にそちらを確認してください。
アプリ選び:未経験者が最初に押さえるべき判断基準
アプリ選びは「知名度」より「自分のスタイルとアプリの仕組みが合うか」で選ぶのが正解です。アプリによって「新人が露出されやすい仕組みがあるか」「どんな層のリスナーが多いか」「顔出しが必須か任意か」が大きく異なります。
スタイル別・最初に選ぶべきアプリ
| 配信スタイル | 向いているアプリ | 理由 |
|---|---|---|
| 雑談・トーク系 | ふわっち・Pococha | 30〜50代リスナーが多く雑談需要が高い。Pocochaは新人露出枠あり |
| 歌・声配信 | Palmu・SHOWROOM | 音楽系リスナーが集まりやすい。SHOWROOMは1ジュエル=1円で換金可(公式確定) |
| アバター・VTuber | IRIAM・REALITY | 顔出し不要。IRIAMはイラスト1枚で開始可(公式確定) |
| SNSフォロワーがいる | TikTok LIVE | 外部からの集客が活きる。ただし収益化は公式でフォロワー1,000人以上が条件(公式確定) |
| イベント・コンテストに挑戦したい | 17LIVE・Pococha | 17LIVEは18歳以上で配信開始可(公式確定)。イベントが多く新人でも露出機会あり |
| ゆるく始めたい・初心者 | ふわっち・Palmu | 仕組みがシンプルで始めやすい |
参照: TikTok公式 / 17LIVE公式 / IRIAM公式サポート / SHOWROOM公式
アプリ別の初心者おすすめ度と一言ポイント
| アプリ | 初心者おすすめ度 | 一言ポイント | 換金の最低額(公式確定分のみ) |
|---|---|---|---|
| Pococha | ◎ | 新人露出枠・時間ダイヤ制(日4h/週19h/月75h上限) | 5,000ダイヤ以上(1ダイヤ=1円) |
| IRIAM | ◎(顔出しNG向け) | 収益化に3条件必要(15h以上配信・10日以上・累計5,000pt以上) | 500ダイヤ以上(1ダイヤ=1円) |
| SHOWROOM | ○ | アイドル志望・歌系に強い。1ジュエル=1円で1,000ジュエルから換金 | 1,000ジュエル以上(1ジュエル=1円) |
| 17LIVE | ○ | イベント多い・プロライバー制度あり。最低換金1,000円 | 1,000円以上 |
| ふわっち | ○(30代〜向け) | 1pt=1円・1日交換上限50万円・シンプルな仕組み | 記載なし(1ptから交換可) |
| REALITY | ○(アバター向け) | 顔出し不要・13歳以上から。月末6,000円未満は換金対象外 | 月末時点6,000円相当以上 |
| TikTok LIVE | △〜◎(SNS持ちなら) | 収益化フォロワー1,000人以上が公式条件。SNS強い人向け | 公式非公開(第三者推計では最低$100相当) |
| Palmu | ○(声・歌向け) | 月1回・500〜100万ダイヤで換金。1ダイヤ=1円(公式確定) | 500ダイヤ以上(月1回) |
参照: Pococha公式FAQ / IRIAM公式 / SHOWROOM公式 / 17LIVE公式 / ふわっち公式 / REALITY公式
アプリ選びで「後から後悔しないために」確認すべき3点
アプリを決める前に、以下の3点を自分に問いかけてください。この3点を曖昧にしたまま始めると、「やってみたら自分に合わなかった」で最初の1ヶ月が終わります。
- 換金・収益化の条件を達成できるか:IRIAMの「15h・10日・5,000pt」、REALITYの「月末6,000円以上」のように、アプリごとに収益化条件が異なります。自分の配信頻度でその条件に到達できるかを事前に試算する
- リスナーの年齢層と自分の話題が合うか:ふわっちは30〜50代が中心、TikTok LIVEは10〜20代が多い。自分が話したいことと、リスナーが聞きたいことがズレると、コメントが来ず続かなくなる
- そのアプリで自分と似た属性のライバーが活動しているか:実際に5〜10人の配信を視聴して、「自分がここで活動しているイメージが持てるか」を確認する。イメージが持てないアプリは続かない
各アプリの特徴をさらに詳しく比較したい方は ライブ配信アプリ12選、正直どれがいい?【2026年最新】 を参照してください。
個人で始めるか、事務所に所属して始めるか
「事務所に所属すると還元率が下がる」というイメージを持っている方が多いですが、これは誤解が多い部分です。正確には、還元率の仕組みは多段階になっています。
還元率の仕組み(公式非公開・以下は業界の一般的な構造)
各アプリ(TikTok/Pococha/17LIVE/IRIAM/SHOWROOM/ふわっち/Palmu)の還元率(視聴者課金額に対するライバー手取りの割合)はいずれも公式非公開です。一般に「還元率100%」と掲げる事務所がありますが、これは「アプリ側が事務所へ別途マネジメント報酬を払うことで、ライバーの手取りを削らずに100%を掲げられる仕組み」です。視聴者が課金した全額の100%がライバーに届くという意味ではありません。
| 項目 | 個人で始める | 事務所(Litz)で始める |
|---|---|---|
| 初期費用 | 0円 | 0円 |
| 月額費・登録費 | なし | なし(Litzの場合) |
| 違約金 | なし | なし(Litzの場合) |
| アプリ選び相談 | 自力調査 | ヒアリングのうえ個別提案 |
| 初配信前サポート | なし | 機材・プロフィール・初配信の流れをチェック |
| 配信後フィードバック | なし(SNSで探すのは玉石混交) | 録画レビュー・改善点を具体的に指摘 |
| イベント情報 | 自力でキャッチ | 事務所経由で共有・参加戦略をアドバイス |
| 躓いた時の相談先 | なし(または自己解決) | マネージャーに直接相談 |
| 複数アプリの適性判断 | 自力で試行錯誤 | 横断で適性を判断(Litzは複数アプリ対応) |
Litzでは登録費・月額費・違約金がすべてゼロです。「合わなければいつでも抜けられる」という設計なので、「相談先だけ確保しておく」という使い方も可能です。Litzが所属ライバーを見てきた経験では、個人で始めて3ヶ月以内に辞める人の多くは「最初から相談先を持っていなかった」ケースです。
事務所選びの詳細(何を確認すべきか・注意点)は ライバー事務所に入るべき?所属のメリット・仕組み・選び方 で解説しています。
未経験から最初の3ヶ月:具体的な動き方
「始められた」「続けられた」「収益が出た」の3段階を、それぞれ何を目標に動くかを明確にすることが、最初の3ヶ月を乗り越える鍵です。
1ヶ月目:配信習慣の確立
- アプリを1つに絞って登録(複数同時は分散してどちらも伸びない)
- プロフィール写真・自己紹介文・タグを丁寧に設定する
- 週2〜3回・1配信1〜2時間のペースで開始
- SNS(XまたはInstagram)で配信告知アカウントを開設
- 配信後に「良かったこと・改善点」を3つメモする習慣をつける
この時期の目標は「継続すること」であり、視聴者数・収益は指標にしません。最初の3〜4週間は視聴者がほぼいなくて当然です。
1ヶ月目にやってはいけないこと
- 複数アプリを同時に試す:どちらも中途半端になり、どちらでもリスナーが定着しない。1つのアプリで1ヶ月継続してから次を検討する
- 収益がゼロで「向いていない」と判断する:1ヶ月目で収益が出るアプリは少数。収益化の条件を確認して「条件達成ペース」で評価する
- 長時間の配信を詰め込む:週1回4時間より週4回1時間の方が、アルゴリズムの評価が上がりやすい。頻度の方が時間より重要
2ヶ月目:コアリスナーの種まき
- 常連になりつつある視聴者の名前を覚えてコメントで呼ぶ
- 配信終わりに「次回の告知」を必ず入れる
- 同ジャンルの他の配信者の配信を5〜10本視聴し、話し方・反応の仕方を参考にする
- 他の配信者のLIVEにコメントして交流する(相互認知の機会)
この時期に1〜3人のコアリスナーが生まれると、3ヶ月目以降の収益が安定しやすくなります。「コアリスナーが1人もいない」状態で3ヶ月過ぎると、収益の伸び悩みが続きます。
「コアリスナーが1人もできない」時に見直すべき3点
- プロフィール文が薄い:配信ジャンル・曜日・ひとことキャッチが書かれているか。「どんな人が来ていいか」が伝わらないプロフィールはフォローされない
- コメントへの返しが遅い・スルーがある:コメントを全部返そうとするより「名前を呼んで短く返す」を徹底する。1秒のレスポンスが常連化を左右する
- 配信時間帯がリスナー層と合っていない:ターゲットが社会人なら平日の深夜帯、学生なら土日の午後が集まりやすい。時間帯を変えてみると反応が変わることがある
3ヶ月目:初イベント参加
- コアリスナーが数人できたタイミングでアプリのイベントに初参加
- 入賞より「イベント配信の雰囲気に慣れる」「新規リスナーを呼び込む機会にする」を目標に設定
- イベント参加後はSNSで「参加報告」を投稿(告知効果がある)
初配信のより詳しい準備・当日の進め方・緊張を乗り越えるコツは ライバー初回配信の緊張を乗り越える方法 で詳しく解説しています。
3ヶ月ロードマップの数値目標(一例・収入を保証するものではありません)
| 時期 | 行動目標 | 状態の目安 |
|---|---|---|
| 1ヶ月目 | 週3回継続・告知SNS開設 | 配信に「慣れた」感覚が出てくる。0人配信でも喋れる |
| 2ヶ月目 | コアリスナー1〜3人確保・収益化条件の達成ペース確認 | 同じ名前が複数回来るようになる。換金条件到達の見通しが立つ |
| 3ヶ月目 | 初イベント参加・月収が確認できる水準に | 月に一度換金できるライン(アプリにより異なる)に届くかどうか |
未経験者がよく感じる5つの不安と、Litz運営からの答え
事務所運営の現場でよく寄せられる「始める前の不安」を、実態ベースで整理します。
不安1:「しゃべりが得意じゃないからダメかも」
結論:しゃべり上手かどうかより「話を聞いて返すこと」の方が重要です。リスナーが長く居続ける配信者は、「話が面白い人」ではなく「自分の話を聞いてくれる人」です。最初の1ヶ月は「今日あったこと」「好きな食べ物」「最近見たドラマ」の話題で十分です。リスナーからコメントが来ればその話題に乗っかるだけで配信が成立します。
配信中の沈黙が怖い場合は、配信前に「話題リスト」を5〜10個メモしておくと解消されます。実際の配信録画を「外の目」でフィードバックしてもらうのが最も改善が速い方法です。「何が良くて何がダメか」は自分では見えない部分が多く、外から見てもらうだけで改善点が整理されます。
不安2:「顔出しは必須?」
顔出しは必須ではありません。IRIAM・REALITYはアバター配信で顔出し不要、Palmu・SHOWROOMは歌・声配信でも収益を上げているライバーが多数います。「VTuber系で活動したい」方は 顔出しなしでライバーはできる? で詳しくまとめています。
不安3:「本業(会社員・主婦・学生)との両立ができるか」
両立できます。ポイントは「週に使える配信時間の上限」を最初に決めることです。「週3回・1回1〜2時間」という設定でスタートする人が多く、これで半年以上続けているライバーがLitzにも多数います。無理なスケジュールで始めて燃え尽きるより、小さく続けた方が3ヶ月後・6ヶ月後の収益が高くなります。会社員で副業バレを心配している場合は ライバーは副業でバレない? も参照してください。
不安4:「最初は誰も来ないのでは?」
最初の1〜2週間に視聴者がほぼいないのは当然です。アプリのアルゴリズムは新規配信者を「まず継続するかどうか見ている」期間があります。この時期を乗り越えるコツは「0人でも喋り続ける練習をしている」と考えることです。視聴者が来てコメントした時の対応・名前の呼び方・話の返し方を、誰もいない配信で練習できると思うと気が楽になります。
不安5:「収益が出るまでの期間は?」
収益が本格的に出始めるのは多くの場合3〜6ヶ月目です。アプリごとに収益化条件が異なります(IRIAMは「15時間以上配信・10日以上配信・累計5,000pt以上」の3条件達成が必要など・公式確定)。月収の実態・収益化の構造については ライバーは稼げる?月収の現実 で詳しく解説しています。
長続きする人の共通点:「続けられる環境」の設計
始めやすい一方で、最初の3ヶ月で半分以上が離脱するのがライバー活動の現実です。長続きして稼げるようになった人の共通点は「才能」ではありません。Litz運営として所属ライバーを観察してきた経験から言えるのは、次の3点が揃っている人が継続しています。
- 「最初の3ヶ月は収益より慣れること」と最初から割り切っている:視聴者ゼロでも続けられる目標設定(例:「週3回継続」「常連を1人作る」)を持っている
- 相談できる相手を確保している:マネージャー・所属ライバー仲間・先輩配信者など。一人で抱えると判断が偏り、「辞める理由」を探し始める
- 「今日の収益」ではなく「今月の常連数」を見ている:常連10人→20人と増えていれば軌道に乗っている証拠。収益の数字だけを追うと初月に折れる
離脱する最大の理由は「収益が出ない」と「孤独感」の2つです。孤独感の解消には、同じアプリの配信者とコラボしたり、事務所のコミュニティに入ることが有効です。Litzでは所属ライバー同士の情報共有が日常的に行われており、「自分一人じゃない」という感覚が継続率を支えています。
「一人でやると何が起きるか」の具体例
個人でライバーを始めた人が最初の3ヶ月で直面しやすい状況を整理します。才能や向き不向きの問題ではなく、情報と相談先の問題です。
- 「何から改善すればいいかわからない」:視聴者が増えない・コメントが来ない時に、原因が「話題の選択」なのか「配信時間帯」なのか「プロフィール」なのか判断できない。SNSで調べると情報が多すぎて消耗する
- 「このアプリが合っているかどうかわからない」:2〜3ヶ月試してみたが手応えを感じない。しかし「他のアプリに移った方がいいか」「続けるべきか」の判断基準がない
- 「モチベーションが落ちた時に引き戻してくれる人がいない」:収益が出ない月が続くと、「自分には無理かも」という思考が起きやすい。この時に話せる相手がいるかどうかが継続を左右する
よくある質問
Q. ライバーと配信者の違いは?
「ライバー」はライブ配信で収益化することを前提とした配信者を指すことが多い呼称です。YouTuberのような動画投稿ではなく、リアルタイムのライブ配信でリスナーからのギフト(投げ銭)を収益源にします。ライバーの仕事の定義については ライバーとは何をする仕事か? で詳しく解説しています。
Q. 学生でもライバーになれる?
16歳以上であれば配信開始が可能なアプリがあります(SHOWROOMは16歳以上・公式確定)。収益化・換金は18歳以上が原則で、未成年の場合は保護者同意が必要なケースがあります。「週2〜3回・1配信1〜2時間」のペースから始める学生ライバーはLitzにも所属しています。学業との両立は最初の時間設計が鍵です。
Q. 副業として始めたい場合、会社にバレる?
住民税の特別徴収切替などを経由してバレるリスクはゼロではありません。詳しいバレ防止の方法は ライバーは副業でバレない?会社員が配信で稼ぐ方法 にまとめています。
Q. 事務所なしで始めてもいい?
始めることはできます。ただし伸び悩んだ時に相談先がないと「続けるか辞めるか」の判断が難しくなります。Litzのように登録費・月額費・違約金がすべてゼロの事務所であれば「まず話を聞く」だけでもリスクがありません。
Q. TikTok LIVE はフォロワーが少なくても始められる?
TikTok LIVEの収益化条件は公式でフォロワー1,000人以上(地域により変動しうる・公式確定)と明記されています。フォロワーが少ない場合は、まずPococha・IRIAMなど他のアプリから始めて収益の仕組みを学んでからTikTokに移行する方法もあります。
Q. 確定申告は必要?
年間のライバー収入が20万円超(会社員の場合・副業所得として)または48万円超(フリーランス・個人の場合)であれば確定申告が必要です。詳しくは ライバーの確定申告|経費・扶養・住民税の疑問まとめ を参照してください。
Q. 始めてから最初の1週間、何をすればいい?
アプリの登録→プロフィール設定→告知SNSアカウント開設→最初の試し配信(30分〜1時間・内容より「慣れること」が目的)の順で動きます。最初の配信は視聴者ゼロでも構いません。「話し続けること」「コメントが来た時に返す練習」ができればDay 1は合格です。
Q. プロフィールに何を書けばいい?
最低限必要なのは「何の配信をするか(ジャンル)」「いつ配信するか(曜日・時間帯)」「一言キャッチ(自分の特徴を一行で)」の3点です。この3点が揃っているだけで、プロフィールを見たリスナーが「また来よう」と判断しやすくなります。写真・イラストは最初からクオリティを求めず、まず置くことを優先してください。
まとめ|未経験者の不安は「準備と環境」で8割解消できる
ライバーになること自体のハードルは低く、スマホ・身分証・銀行口座があれば今日から始められます。高いのは「続けること」です。最初の3ヶ月で半分以上が辞めるのは、才能や適性の問題ではなく、「準備と環境」の問題です。
この記事で整理したポイントを振り返ります。
- 始めるのに資格・容姿・特別な機材は不要。Day 1はスマホとWi-FiだけでOK
- アプリは「知名度」より「自分のスタイルと仕組みが合うか」で選ぶ。自己診断の3軸(顔出し/時間帯/コンテンツ)で絞る
- 最初の3ヶ月の目標は「収益」ではなく「継続」と「常連1人獲得」
- 1ヶ月目の禁止事項:複数アプリ同時・早期の向き不向き判断・週1回の長時間配信
- 相談先(事務所・マネージャー)を持っていると継続率が大きく変わる
- 顔出し不要のアプリ・副業バレ対策・確定申告は各専門記事に委譲
ここまで読んで「やってみようかな」と思っている人は、今日が始めるタイミングです。準備が9割揃ってから始めようとすると、残りの1割を理由に先送りが続きます。まず動いて、不明点は動きながら埋めるのがライバーとして続ける人のやり方です。
Litzは登録費・月額費・違約金がすべてゼロ・複数アプリ横断対応の事務所です。「所属するかどうかはあとで決める」で構いません。自分に合うアプリと最初の動き方を確認するだけでも使える。アプリ選びで迷っている人や、3ヶ月後に「なぜ続かなかったか」を一人で抱えたくない人は、LINEで状況を一言送ってみてください。
この記事は Litz(ライバー事務所メディア) が執筆・監修しています。

